着手の力
2013-02-23 (土)
気分が沈んでいるな、と感じたときは何かに着手してみると良い。皿洗い、洗濯、貯まっていた家計簿の整理など何でも良い。もちろん仕事でも良い。
着手してみると、沈んでいた気持ちはさておき目前に夢中になっている自分に気づく。気持ちの沈みが蚊帳の外となる。
ウツの回復期はこの着手力が効く。長引く軽いウツも着手力で完治を見通せるようになる。着手することが力仕事、筋肉を使い、脈拍を上げるものならなお良い。着手するは、タスクで無くとも良い。はや歩き、ジョギング、水泳などに着手すると本当に気が晴れる。
大切なのは、少しめんどうくさいなと思う事に繰り返し着手する事だ。訓練により体に染みこませ生活習慣とする。この習慣が「嫌なコトと思ってもやって見れば何とかなる」という精神態度を打ち立てる事になる。
ウツの急性期はもちろん休んで居て欲しい。寛解した後も、少し変だな?と感じたときはやはり休んで居て欲しい。でも、ボトムから少し回復してきたナー、と思えたときはこの着手力を思い出して欲しい。
しばらくすると、悩みに頓着しない自分を発見出来る。