着手の力

気分が沈んでいるな、と感じたときは何かに着手してみると良い。皿洗い、洗濯、貯まっていた家計簿の整理など何でも良い。もちろん仕事でも良い。

着手してみると、沈んでいた気持ちはさておき目前に夢中になっている自分に気づく。気持ちの沈みが蚊帳の外となる。

ウツの回復期はこの着手力が効く。長引く軽いウツも着手力で完治を見通せるようになる。着手することが力仕事、筋肉を使い、脈拍を上げるものならなお良い。着手するは、タスクで無くとも良い。はや歩き、ジョギング、水泳などに着手すると本当に気が晴れる。

大切なのは、少しめんどうくさいなと思う事に繰り返し着手する事だ。訓練により体に染みこませ生活習慣とする。この習慣が「嫌なコトと思ってもやって見れば何とかなる」という精神態度を打ち立てる事になる。

ウツの急性期はもちろん休んで居て欲しい。寛解した後も、少し変だな?と感じたときはやはり休んで居て欲しい。でも、ボトムから少し回復してきたナー、と思えたときはこの着手力を思い出して欲しい。

しばらくすると、悩みに頓着しない自分を発見出来る。

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急な変調には原因がある。

うつが直っても再発する人がいる。でも再発までにはそれなりの経緯と時間がかかるらしい。最初の発症に時間がかかったように再発も時間がかかる。

急な気分の変調には何か原因があるというのが、筆者の経験だ。2年くらい前、うつは直ったはずなのに、どうも調子が悪い。原因が無いとは言えないが、どうも変だといろいろ考えてみた。気分が急変する前と後で何が違ったのか?考えているうちにある原因に行き当たった。それは、人工甘味料。当時体重増加を気にして、大量に使い始めていた。ネットで調べると・・・。興味のある方はご自分で調べてほしい。

今回先週くらいから変調を感じていた。そして、つい先ほど思い当たった。副腎皮質ホルモン。いわゆるステロイド剤を2月に入って使い始めていたのだ。昨年までは花粉症対処として、マスクと抗ヒスタミン剤を使用していたが、今年になって違う耳鼻科に行き、ステロイド剤を処方され、通常の使用量より多く使用していたのだ。使用を控えると、てきめんに抑うつ感が消えてきた。

人工甘味料やステロイド剤は筆者の例だが、一般的なアドバイスとしては、急に抑うつ状態や、焦燥感が出てきたなら、「症状が出る前と出た後での生活パターンの違い」を見つける事だ。私の場合は2度的中した。

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ソシュール理論による外国語学習法

英語が全く駄目だった筆者が言語学者であるソシュールにヒントを得て生み出した2年でTOEIC900点をめざせる全く新しいアプローチの外国語取得方法を紹介します。

髪林孝司プロフィール

髪林孝司

髪林孝司:
システム経営コンサルタント
職歴:
株式会社リクルート
(住宅情報事業部)
株式会社テレビ東京
(経理部、営業部、国際営業部、編成部、マーケティング部、イ ンターネット部などを歴任)

2001年
テレビ東京ブロードバンド企画設立
代表取締役社長就任
(主要株主;テレビ東 京、NTT東日本、シャープ、NECインターチャネル、集英社、角川ホールディングス、 小学館プロダクション、DoCoMoドットコム、ボーダフォン)

2005年
同社東証マザーズ上場

2006年
インターエフエム買収
代表取締役社長就任(兼任)
11年連続赤字累損22億の会 社を1年で4000万弱の黒字会社にターンアラウンド

2008年6月
テレビ東京ブロードバンド取締役退任

趣味:
ロードバイク
中華料理(家族の食事は私が作っています)
タブラ(インドの打楽器)