ソシュール理論による外国語取得法

日本で虹は7色、でもアメリカでは6色。

日本で虹は7色、でもアメリカでは6色。
日本で街を歩いている人100人に「虹の色は何色?」と問えばほぼ100人とも「7色」と答えるはずです。日本でのこの常識、実は世界では少数派なのをご存じでしたか?紫、藍、青、緑、黄色、橙、赤と日本で6色なのは、日本語で7色だからであって、英語では、purple、blue、green、yellow、orange、redの6色です。ローデシア語では5色、リベリア語ではなんと2色です。ローデシアで街を歩いているローデシア人に「虹の色は何色?」と問えばほぼ100人とも「2色」と答えるはずです。何故、このようなことが起こるのでしょうか?
実は、虹はもともとシームレス(昔の絹のパンティストッキングの後ろにあった境目の線が『シーム』。シームレスは境目が無いことを言う)つまり100色でも1000色でも不十分。色数は無限なのです。実際は無限のものを、7色に区切ったり、6色に区切ったり、場合によっては2色に区切ったり、我々はこの事実を知ると「何か変だな」と思うはずです。
ソシュールさんは、いろいろな言語を研究し、先例のような事実を掘り下げていった結果が晩年の「一般言語学講義」へと結実します。彼の発見した事実とは「世の中のものやことは元々シームレスである。シームレスは世界に言葉を当てはめる場合、無限の言葉というのは無理なので、ある単語で世界のもごとのある一定の幅を定義しているに過ぎない。別の言い方をすれば、事物が先にあって、それに名前が付いているのではなく、名前が付いてから、事物は具体性を帯びると言うものです。
下記の図をご参照下さい。
この図では、あたかも事物が先にあり(もともと分かれて存在し)それに名前が付いていることを表しています。しかし、事物は元来シームレスなのでこのように分かれた状態で存在しておらず、シームレスに混沌と偏在しているに過ぎません。
そこで質問です。「事物が先か名前が先か?」これはソシュール理論を学ぶ上で最も大切な問いです。次週答えに関し説明していきます。ご期待下さい。

日本で虹は7色、でもアメリカでは6色。

日本で街を歩いている人100人に「虹の色は何色?」と問えばほぼ100人とも「7色」と答えるはずです。日本でのこの常識、実は世界では少数派なのをご存じでしたか?紫、藍、青、緑、黄色、橙、赤と日本で6色なのは、日本語で7色だからであって、英語では、purple、blue、green、yellow、orange、redの6色です。ローデシア語では5色、リベリア語ではなんと2色です。ローデシアで街を歩いているローデシア人に「虹の色は何色?」と問えばほぼ100人とも「2色」と答えるはずです。何故、このようなことが起こるのでしょうか?

実は、虹はもともとシームレス(昔の絹のパンティストッキングの後ろにあった境目の線が『シーム』。シームレスは境目が無いことを言う)つまり100色でも1000色でも不十分。色数は無限なのです。実際は無限のものを、7色に区切ったり、6色に区切ったり、場合によっては2色に区切ったり、我々はこの事実を知ると「何か変だな」と思うはずです。

ソシュールさんは、いろいろな言語を研究し、先例のような事実を掘り下げていった結果が晩年の「一般言語学講義」へと結実します。彼の発見した事実とは「世の中のものやことは元々シームレスである。シームレスは世界に言葉を当てはめる場合、無限の言葉というのは無理なので、ある単語で世界のもごとのある一定の幅を定義しているに過ぎない。別の言い方をすれば、事物が先にあって、それに名前が付いているのではなく、名前が付いてから、事物は具体性を帯びると言うものです。

下記の図をご参照下さい。

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この図では、あたかも事物が先にあり(もともと分かれて存在し)それに名前が付いていることを表しています。しかし、事物は元来シームレスなのでこのように分かれた状態で存在しておらず、シームレスに混沌と偏在しているに過ぎません。

そこで質問です。「事物が先か名前が先か?」これはソシュール理論を学ぶ上で最も大切な問いです。次週答えに関し説明していきます。ご期待下さい。

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英語を学ぶ上での落とし穴!裏切りは外人にはどう伝わっているか?

知り合いの広告代理店辣腕営業ウーマンと、食事をとったときのことです。心なしかがっくりした様子でしたので、「どうしたの?」と聞きました。曰く「ヴォーグジャパン」創刊ディールを勝ち取った。そこまでは良かったのだけど、日本のクリエイティブチームが絶対自信を持っている、キャッチコピーがイギリス本部に却下されてしまった。時間も無いし非常に困っているとのことでした。イマイチだけどイギリス本部がOKを出しているコピーに切り替えようと思っている、とのこと。

そこで私は、「元々どういうコピーで行きたかったの?」と問うと「裏切りません」というコピーで行きたかった戸のことでした。確かに人の目を引く良いコピーです。今だにクリエイティブのみんなこれがいいと思っているようでした。

何故このコピーがイギリス人に却下されたのか、私にはすぐにぴーんときました。そこで、どうやってOKをもらうことになってるの?とプロセスを聞くと「英語に翻訳して許可をもらっている」との返事でした。

じゃあ、この「裏切りません」の翻訳語としてどの英語を使ったの?と聞くと予想通り”Betray”と訳して送ったとのことです。

日本語の「裏切りません」は「失望させません」という意味で使っています。

では、イギリス人はと言えば、下図を見てください。

Betray4

日本語では考えてみると2つの意味があります。文字通り「裏切る」という意味と他に「期待を裏切らない」という意味があります。しかし残念ながら英語のBetrayにはこの期待を裏切ると言う意味が無いのです。英語のBetrayには、「ブルータスお前もか!」の卑劣な裏切り行為のイメージしかありません。

何故このような誤解が起きるのでしょうか?ソシュールさんの理論を学ぶとここのところが良く分かるようになります。次週より、具体的説明に入ります。ご期待下さい。

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日本語のお湯と英語のお湯は言葉が違う。

今日は、先ず初めに水とお湯の話をします。下示の写真を見てください。「左側の中身は何だと思いますか?」と問われると、「お湯です」と日本人ならほとんどの人が答えるに違いありません。hot

英語圏に住む人に聞くと(念のためone word で答えるとすると)100パーセントの人がwater、と答えます。英語圏の人にはお湯という概念が無く、日本語で言うところのお湯はあくまで水が熱くなったものであり、つまりあくまで水でそれの熱いバージョンに過ぎないのです。

これは日本語で生温い場合の呼び名を聞くとほとんどの人がそれでも「お湯」と答えるのに対し、やはりアメリカ人などは、water以外の何者でも無いと思います。

それでは、日本人に「木の家」と聞くと何をイメージするでしょうか?私なら古くからある木造住宅や、古民家、宮大工の作ったお寺などを思い浮かべます。ではアメリカ人に同じような言葉「Tree House」と聞くとどのような建物をイメージするでしょうか?これは日本人にはやや意外なのですが、下の写真の様な家を思い浮かべます。日本人にとって考えもしない家ですよね。treehouse2

日本人のイメージする木造住宅にあたる英語は「Wooden House」となります。材質としての木はTreeとは言わずにWoodと言います。これの動詞で受動態形のWoodenを使うことにより、「材質としての木で作られた家」となるわけです。wooden house

なぜこのような事が起こるのか、その秘密は次回ご説明いたします。お楽しみに。

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構造主義の元祖ソシュールさんてどんな人?

本題に入る前に、先ずソシュールさんについてお話させてください。ソシュールさんは1857年にスイスに生まれました。1880年ライプツィヒ大学文学部卒業。1891年レジョン・ドヌール勲章受賞。同年スイスに戻り、ジュネーブ大学教授。サンスクリット語、ゲルマン諸語、言語地理、俚言研究(方言研究)などを研究します。この頃から後の一般言語学講義の元となる草稿を記しはじめていたようです。

  • 1907年、一般言語学の初講義をジュネーブ大学で、開講。
  • 1908年~1909年、ジュネーブ大学で一般言語学の2回目の講義。
  • 1909年~1910年、ジュネーブ大学で一般言語学の3回目の講義。
  • 1912年病気の為、療養生活に入る。1913年2月死去。soshul

従って、彼自身の著書はありませんが、ソシュールさんの死後、講義を受けていた学生達のノートを元に同僚学者が「一般言語学講義」を公刊します。これにより、後にかれは「近代言語学の祖」と呼ばれるようになります。また、「記号論」にも大きな影響を与えました。後の「構造主義」はソシュールさんを契機にしています。

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万年英語赤点男、2年間でTOEIC900点

私は高校時代、英語を苦手としておりました。英語の先生は、私の成績のひどさを知っていて、席順に質問をしていくとき、私の席の前の人から私のうしろの人へと質問し、いつも私はとばされていました。「どうせ髪林には答えられない」というのが理由だった様です。通信簿は10段階評価で万年2、つまり一貫して赤点男でした。

今私は、英語に全く不自由しません。今から4年ほど前に1年で13回ニューヨークに出張しました。セサミストリートの版権元のセサミワークショップと交渉するためです。私は、通訳を介さずに日本におけるテレビ放送権、出版権、マーチャンダイジング件、などオールライツ取得をミニマムギャランティーの交渉とセットで行い、弁護士なしでMOU(Memorandum of understanding=契約書の前段階の覚え書き)締結までこぎ着けました。セサミと人たちは、ほとんどがユダヤ人でその交渉はまるで英語での戦争でした。

私は、高校卒業後留学したわけではありません。独学で英語をマスターしてしまったのです。ソシュールという言語学者との出逢いが、私に外国語学習のヒントをくれました。ソシュールの論理が正しいのであれば、こうすれば英語は出来るように成るに違いないと思い、実際1日20分テープを毎日聞くだけで、2年後、字幕なしで映画を観て(聞いて)いる自分がいました。

このブログでは、ソシュールの基本的な考え方を皆様にお伝えし、それをどのように英語学習に応用するのかを説明していきます。

中、高、大の英語の蓄積が全くなく、まるで第二外国語を学ぶような気持ちで取り組んだ私より、皆様の方がスタートダッシュは早いと思います。

必要な事は、①ソシュールの理論を完全に理解する

②理解した上で、毎日英語を音で聞く

この二つです。それでは、来週から週一回のレッスンにおつきあい下さい

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ソシュール理論による外国語学習法

英語が全く駄目だった筆者が言語学者であるソシュールにヒントを得て生み出した2年でTOEIC900点をめざせる全く新しいアプローチの外国語取得方法を紹介します。

髪林孝司プロフィール

髪林孝司

髪林孝司:
システム経営コンサルタント
職歴:
株式会社リクルート
(住宅情報事業部)
株式会社テレビ東京
(経理部、営業部、国際営業部、編成部、マーケティング部、イ ンターネット部などを歴任)

2001年
テレビ東京ブロードバンド企画設立
代表取締役社長就任
(主要株主;テレビ東 京、NTT東日本、シャープ、NECインターチャネル、集英社、角川ホールディングス、 小学館プロダクション、DoCoMoドットコム、ボーダフォン)

2005年
同社東証マザーズ上場

2006年
インターエフエム買収
代表取締役社長就任(兼任)
11年連続赤字累損22億の会 社を1年で4000万弱の黒字会社にターンアラウンド

2008年6月
テレビ東京ブロードバンド取締役退任

略歴:
札幌生まれ
趣味:
ロードバイク
中華料理(家族の食事は私が作っています)
タブラ(インドの打楽器)