万年英語赤点男、2年間でTOEIC900点
2009-06-20 (土)
私は高校時代、英語を苦手としておりました。英語の先生は、私の成績のひどさを知っていて、席順に質問をしていくとき、私の席の前の人から私のうしろの人へと質問し、いつも私はとばされていました。「どうせ髪林には答えられない」というのが理由だった様です。通信簿は10段階評価で万年2、つまり一貫して赤点男でした。
今私は、英語に全く不自由しません。今から4年ほど前に1年で13回ニューヨークに出張しました。セサミストリートの版権元のセサミワークショップと交渉するためです。私は、通訳を介さずに日本におけるテレビ放送権、出版権、マーチャンダイジング件、などオールライツ取得をミニマムギャランティーの交渉とセットで行い、弁護士なしでMOU(Memorandum of understanding=契約書の前段階の覚え書き)締結までこぎ着けました。セサミと人たちは、ほとんどがユダヤ人でその交渉はまるで英語での戦争でした。
私は、高校卒業後留学したわけではありません。独学で英語をマスターしてしまったのです。ソシュールという言語学者との出逢いが、私に外国語学習のヒントをくれました。ソシュールの論理が正しいのであれば、こうすれば英語は出来るように成るに違いないと思い、実際1日20分テープを毎日聞くだけで、2年後、字幕なしで映画を観て(聞いて)いる自分がいました。
このブログでは、ソシュールの基本的な考え方を皆様にお伝えし、それをどのように英語学習に応用するのかを説明していきます。
中、高、大の英語の蓄積が全くなく、まるで第二外国語を学ぶような気持ちで取り組んだ私より、皆様の方がスタートダッシュは早いと思います。
必要な事は、①ソシュールの理論を完全に理解する
②理解した上で、毎日英語を音で聞く
この二つです。それでは、来週から週一回のレッスンにおつきあい下さい