ソシュール理論による外国語取得法

日本語のお湯と英語のお湯は言葉が違う。

今日は、先ず初めに水とお湯の話をします。下示の写真を見てください。「左側の中身は何だと思いますか?」と問われると、「お湯です」と日本人ならほとんどの人が答えるに違いありません。hot

英語圏に住む人に聞くと(念のためone word で答えるとすると)100パーセントの人がwater、と答えます。英語圏の人にはお湯という概念が無く、日本語で言うところのお湯はあくまで水が熱くなったものであり、つまりあくまで水でそれの熱いバージョンに過ぎないのです。

これは日本語で生温い場合の呼び名を聞くとほとんどの人がそれでも「お湯」と答えるのに対し、やはりアメリカ人などは、water以外の何者でも無いと思います。

それでは、日本人に「木の家」と聞くと何をイメージするでしょうか?私なら古くからある木造住宅や、古民家、宮大工の作ったお寺などを思い浮かべます。ではアメリカ人に同じような言葉「Tree House」と聞くとどのような建物をイメージするでしょうか?これは日本人にはやや意外なのですが、下の写真の様な家を思い浮かべます。日本人にとって考えもしない家ですよね。treehouse2

日本人のイメージする木造住宅にあたる英語は「Wooden House」となります。材質としての木はTreeとは言わずにWoodと言います。これの動詞で受動態形のWoodenを使うことにより、「材質としての木で作られた家」となるわけです。wooden house

なぜこのような事が起こるのか、その秘密は次回ご説明いたします。お楽しみに。

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ソシュール理論による外国語学習法

英語が全く駄目だった筆者が言語学者であるソシュールにヒントを得て生み出した2年でTOEIC900点をめざせる全く新しいアプローチの外国語取得方法を紹介します。

髪林孝司プロフィール

髪林孝司

髪林孝司:
システム経営コンサルタント
職歴:
株式会社リクルート
(住宅情報事業部)
株式会社テレビ東京
(経理部、営業部、国際営業部、編成部、マーケティング部、イ ンターネット部などを歴任)

2001年
テレビ東京ブロードバンド企画設立
代表取締役社長就任
(主要株主;テレビ東 京、NTT東日本、シャープ、NECインターチャネル、集英社、角川ホールディングス、 小学館プロダクション、DoCoMoドットコム、ボーダフォン)

2005年
同社東証マザーズ上場

2006年
インターエフエム買収
代表取締役社長就任(兼任)
11年連続赤字累損22億の会 社を1年で4000万弱の黒字会社にターンアラウンド

2008年6月
テレビ東京ブロードバンド取締役退任

趣味:
ロードバイク
中華料理(家族の食事は私が作っています)
タブラ(インドの打楽器)