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Q53.あたなは、人を許せますか?

「情けは人のためならず」と言う言葉があります。私は、「許しは人のためならず」と思います。

「ゴースト天国からのささやき」という外国ドラマをよく見ます。主人公のメリンダゴードンは霊能者です。出場する霊達は皆誰かに恨みや怒りを持っていて天国に行けないでいます。主人公のメリンダは霊と人間の間に入り、霊が「許しの心」を抱くのを助けます。許した瞬間に天国から光が射しこみ霊はその光の方にすすみ昇天します。

私は、生きている人間も同じと思えます。何かがあって誰かを恨む。恨むには十分な事実がある。しかし、メリンダの霊の様に恨んでいる間は、決して癒されません。恨む事で自分の持つ傷口をさらに悪化させ、他のことに注意が行かなくなるのです。このような状態は本人にとって本当に不幸です。

私は、「恨みや怒り」はネガティブな感情の中でも最悪と思います。それだけ人の心を縛る力がある。社員に大きな影響力をもつリーダーが誰かを恨んだり、怒りの感情を抱いたりすれば、そのネガティブな感情は社内に広がり、社員皆余計なストレスをため込むのです。

誰かにひどいことをされた。その時は許すに限ります。自分の為に。

部下がヘマをした。ヘマだったことは冷静に伝えておくべきですが怒ってはいけません。何人もの部下を持つ人ならいちいち怒っていると身が持ちません。

怒りっぽい人は、その場で怒らずに次の日に部下を呼び冷静にお話するべきです。それと、瞑想をおすすめします。日常生活の中から怒りの感情が徐々に薄まって行きます。(私が体験済です)

第53章のまとめ

恨みや怒りは自分の感情を支配束縛し、心の傷を深くする。許しは傷口を癒し、ネガティブな感情を霧消させる。

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ソシュール理論による外国語学習法

英語が全く駄目だった筆者が言語学者であるソシュールにヒントを得て生み出した2年でTOEIC900点をめざせる全く新しいアプローチの外国語取得方法を紹介します。

髪林孝司プロフィール

髪林孝司

髪林孝司:
システム経営コンサルタント
職歴:
株式会社リクルート
(住宅情報事業部)
株式会社テレビ東京
(経理部、営業部、国際営業部、編成部、マーケティング部、イ ンターネット部などを歴任)

2001年
テレビ東京ブロードバンド企画設立
代表取締役社長就任
(主要株主;テレビ東 京、NTT東日本、シャープ、NECインターチャネル、集英社、角川ホールディングス、 小学館プロダクション、DoCoMoドットコム、ボーダフォン)

2005年
同社東証マザーズ上場

2006年
インターエフエム買収
代表取締役社長就任(兼任)
11年連続赤字累損22億の会 社を1年で4000万弱の黒字会社にターンアラウンド

2008年6月
テレビ東京ブロードバンド取締役退任

趣味:
ロードバイク
中華料理(家族の食事は私が作っています)
タブラ(インドの打楽器)