Q37.社長は、自分に自信がありますか?
2010-05-23 (日)
「先ほど目標は映像化するといい」と申し上げました。その映像をどのくらい信じられるかが自分自身への自信の尺度になります。映像化は出来たが、どうも初めの第一歩が踏み出せない事がまま有ります。これでは、やる気がまず起こらず、結果自信など生まれるはずがない。
しかし自信はイマイチだけどとにかく着手してみる。そうすると、毎日目標に向かって試行錯誤するので、よっぽど無茶な(たとえば私がマラソンでロンドンオリンピックに選出され金メダルをもらうなど、)目標でなければ、毎日毎日日が経てば経つほど自信がついてきます。
はじめから自信のある人などいません。実行するというシステム過程で自信を深めて行くのです。
Q37.の答えはその意味では、自信を持っていても、持っていなくてもいい、と言うことになります。ただ目的は、しっかりビジュアル化し脳に定着させる。後は着手する事です。そして日々努力と改善を繰り返しながら自信を深めていく。これをシステム化して下さい。もしそれでも自信が持てなかったら、たとえば一ヶ月経った頃に、それまでの道のりを思い出してみる事です。そこには必ず自信につながる改善や工夫の轍が残っているはずです。
そして毎日毎日実施した工夫や改善、場合によっては後退を紙に書き残し、しばらくして眺めて見てください。目的地への確かな手応えを感じるはずです。