Q35.社長は、会社の明確な将来像を頭の中に用意していますか?
2010-05-15 (土)
自分に自信がないと企業経営は成り立たないことを申し上げました。リーダーにとってこの自信とは主に、会社の将来像を実現する事に対する自信です。
そもそも、将来像がなければ自信も生まれようが有りませんので、大を為すことは難しいです。
将来像の持ち方ですが、あまり遠くを見すぎずにせいぜい5年後を考える。大切なのは、それを映像で見る事です。人間の脳は現実の映像と想像上の映像を区別出来ないそうで、将来を見ることが出来れば達成を信じることが出来ます。
そして、もしその映像がディテールまで鮮明で具体的な場合、より達成の確率は多くなります。
私も会社を作った時から、東京証券取引所に行くシーンとか、自分のデスクに飾ってある上場の記念の立て、とかをイメージしていました。そして4年半後に実現したときは、既に確信していた事なので、驚かず上場の儀式を粛々とこなしました。
この映像の効果は100%です。つまり、100%自分を信じることが出来れば、100%実現化します。ただし、100%自分を信じる事が意外に難しい。毎日自己暗示を掛けるのが有効です。
このような事は、いろいろな本に書いてあります。前出のナポレオンヒルの「思考は現実化する」、ロンダバーンの「ザシークレット」、ジェームスアレンの「結果と原因の法則」、中村天風の「成功の実現」「積極的精神」など。きっと古代からある真実だと思います。聖書ですら「求めよ、さらば与えられん」と言っているのですから。(前回クイズの答え;揚げ豆腐=I’ll get off.、猫バック=Nickel back ニッケルで出来た25セント玉だけ返してと言う意味です。)