Q31.社長は、マーケティングの勉強をされたことはありますか?
2010-04-19 (月)
「マーケティングとは、ひとことで言えば何ですか?」先日、ミクシィのマーケティング・コミュニティで、こんなスレッドがありました。それによれば、マーケティングとは、
・売れる仕組みづくりである
・市場に対する働きかけである
・市場とのコミュニケーション活動である
・製品やサービスを消費してもらうための技術である
・お客さまの笑顔をつくる全ての手段
・見込客の創造である
といろいろな表現でかかれておりました。私は全部が当てはまると思います。これらをまとめて言うなら、「会社の管理業務以外のすべての活動」と言っても差し支えないと思います。「営業」もマーケティングの部分集合。「設計」も部分集合。「宣伝」も部分集合です。前章で会社とは投資行為であるとお話しました。これをマーケティングの考えに置き換えて言えば、「金融商品など他の投資行為よりリターンの多い仕組みを考え実践し成果を得ること」がマーケティングです。よくヴァリューチェーンなどと呼ばれます。
マーケティングの考え方は、大きく分けて2つ。W・チャン・キムとレネ・モボルニュー、などが提唱している「ブルーオーシャン」全く新しい市場で競争相手がいない。会社で言えば、マイクロソフト、インテル、シスコシステム、かつてのソニーのウォークマン、今はアップルのI-PAD、バイアグラのファイザー等です。もうひとつは「レッドオーシャン」これは競争市場の事で、マイケルEポーター、フィリップコトラー、イゴールアンゾフなどの本をご一読ください。
社長がマーケティングというシステムを知らなければ、世界経済という荒波でさまようばかりです。
このような人は副社長にはなれても社長にはなれません、
第31条のまとめ
グローバルマーケットというシステムの中で事業をするには、マーケティングの知識は不可欠。