Q25.社長は、会社の業績を四半期ごとで考えていますか、それとも年度で考えていますか?
2010-03-12 (金)
虫の目、鳥の目という言葉をご存じでしょうか。鳥の目は上空から鳥瞰し全体を見る事です。また虫の目とはミクロな視点で細かく見ることです。両方あってこそリーダーの視点として、経済や産業全体を見渡しながら、自社に何ができるかを現場の視点で考えます。
この考え方は、考えるスパン、つまり時間的な長さにも当てはまります。短期的にものを考えるのと長期的にものを考える、の両方です。
では短期的な視点とは、どのくらいの期間を指すのでしょうか?私は短期にも2種類の期間を設けるべきと考えます。一つは毎日。できれば日次決算を行い経済トレンドが変わっていく際になるべく早く手を打つ。しかし1日で会社の業績を判断するには無理があります。
業績を計るという意味では、3ヶ月(4半期)を目処とします。特にキャッシュフロー重視の会社では一ヶ月程度だと儲かって居るか損しているかわかりにくい。3ヶ月で見るとトレンドがつかめます。
では10年や20年の長いスパンの視点はどうかと言えば、「1980年代までの第二次産業主導経済では意味があったが、1990年代以降の情報産業主導経済では意味がない」私はと思います。ドラッカーが言っているネクストソサエティ、情報主導経済では10年後を考えることに意味は無い。何故なら社会の進化が前に比べ10倍のスピードで進み、10年後に何が起きるかを誰も想像できないからです。
では長期とは何年か?ITの世界で仕事をしてきた私は、最長で3年と思います。3年後はぎりぎり予想できる。後は、時代の変化に備え財務基盤を強くし、その時々で柔軟に対応できる会社にしておく事が重要です。






