Q42.そもそも社員は、どういったことでモチベーションが上がるとお考えですか?
2010-06-11 (金)
次の通りです。
この中で、見えないガラス感についてお話します。これは、私が尊敬する和田創研の和田さんから聞いた話です。
水槽にカマスを買います。中央にガラスで出来た見えない壁を差し込みます。えさをカマスの居ない方に振りかけます。そうすると当然カマスはえさを食べようとして、ガラスに頭ごと衝突します。このままの状態で数日が過ぎるこりにはカマスも学習し、もうガラスに頭を向けよとしなくなるそうです。そして、ガラスを外すと、おもしろい現象が起きます。向こう側にはいけないと諦めたカマスは、遮る物は何もないのに係わらずえさを食べようとしません。出来るはずなのに数日の失敗で諦めてしまうのです。抑圧型会社のサラリーマンはカマスの様に、諦めてしまい、よく言うと「分をわきまえ」てしまい、消極的職業人生を送る事になります。
では、反対の青空思考とは何でしょう。リンカーンの様に、自分には必ず出来るはずだと諦めず、とうとう達成してしまう人達です。水泳の北島選手、柔道の谷選手、日本に仏教を伝えた鑑真和尚、トロイの遺跡を発掘したシュリーマン、青色ダイオードを発明した中村修二氏、舞茸の栽培に世界で初めて成功した大平喜信氏などたくさん居ます。
ここにあなたも知っているある人の定年後の人生をご紹介します。
- 54歳で軍隊を退役、事件に巻き込まれ貯金をすべて失い、
- 手元には借金と妻のあげるおいしい唐揚げのレシピ
- 銀行に資金をお願いに行き、
- 資金を手にするまでに、出資者に920回断られ
- 61歳、921回目に資金提供者に出会い
- そして起業
- ケンタッキーフライドチキンを世界企業に
そうあのメガネを掛けたひげのおじいさん、カーネル(大佐の意味)サンダースです。いつもケンタッキーフライドチキンの店の前でにこやかに私たちを迎えてくれます。彼は、銀行に何回断られてもめげなかった。銀行のドアを叩き続けたのです。