Q58.社長および社員は他社への説得やプレゼンテーションが得意ですかね?
2010-09-01 (水)
プレゼンテーションは力です。プレゼン能力があれば食いっぱぐれはありません。オバマ大統領の勝因の一つはプレゼンテーション力と言われています。
数年前、アップルコンピュータのスティーブンジョブスのプレゼンを聞いたことがあります。大舞台の上で自信たっぷりに振る舞う彼は、見るものを釘付けにしました。何故釘付けに成ったか?それは彼の言葉は考えなくても、まるでスポンジが水を吸い込むように、頭の中に入ってしまうのです。パワーポイント(アップルのキーノートかも)を使っていましたが、ワンページワンセンテンスで細かくは口頭で説明していきます。英語がそんなに得意でなくとも十分に聞き取れます。
彼は、音楽事業を始めるとき、どのくらいのレコード会社が楽曲をITunesミュージックストアに提供してくれるかで成否が決まると思っていました。先ず、最も交渉の難しそうなソニーレコードに赴きました。先方のCEOはジョブズがプレゼンを初めてわずか3分ほどすっかり乗り気に成ったそうです。
彼がピクサーをディズニーに高額で売却し、ディズニーの個人筆頭株主に成ったのもプレゼン力、スタンフォード大学の卒業式であの有名なスピーチをしたのもプレゼン力です。
不肖私もプレゼンがうまいと言われていました。うまかったどうかは分かりませんが、プレゼン資料作成には時間を掛け分かりやすくし、声を出して練習もしました。このおかげで、会社設立時には資本金を得ることが出来たり、社員へのプレゼンで少なからず影響を与えることが出来たり、株主総会にも大変役立ちました。
プレゼンが苦手な人はバーバラミント著「書く技術考える技術」、ジェリーワイズマン著「パワープレゼンテーション」をおすすめします。
第58章のまとめ
プレゼンは力。社会で成功するための近道である。