聞いたままを発音してみる。
2010-05-13 (木)
ソシュール理論では意味だけではなく、発音も言語間に関連性は全くないことを学んできました。中学生が英語を習い始めるときついやってしまう、カタカナ発音は100害あって一利なしです。私の友人の奥様は、中学時代に教材テープで発音しているとおりにそっくり真似て発音してみたそうです。20をトォエニィと発音してみたそうです。ネイティブの発音にかなり近いですね。しかし、中学生だった彼女は先生や周りの発音と自分の発音が違うので、日本流にトゥエンティと発音し直したそうです。実は、英語の勉強は聞いたままを発音する。これはとっても大切な事です。カタカナに置き換えないで発音してみる。出来れば自分の発音を録音して聞いて自分で発音を直す事が重要です。いま彼女はネイティブの人と聞いたままの音で発音しめきめき上達しています。
このほかにも、例えば組織の話をするときによく使う、ヒエラルキーということば、英語にすると「早起き」になります。朝早く起きるのではなく、ハヤオキーと発音するのです。こう言わないとアメリカ人には伝わりません。タクシーに乗っていて、「揚げ豆腐」と言ったらタクシーが止まります。おりるとき、「猫バック」といえばチップを取って25セントをおつりとして返してくれます。さあ、なんと言ったか考えてみて、いや考えてはダメです。感じてみて下さい。クイズです。